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こんばんは。衣装&受付のナツです。
今回は『俺の小指と』で作った衣装の写真を公開して自分を慰めるコーナーです。 こちらは山さんが「いろは」役で着たピンクのじゅばん。 じゅばんと言っても、まあ私が作ったものなのでかなり「なんちゃって」です。 舞台上でこれを脱ぐシーンがありましたので、縫い代の処理などはがんばってキレイにしてます! これ、ブライダルコーナーに積んであった謎のポリエステル地なのですが、目のつまった重~い生地なのです。なるべく透けないようにと思って選んだのですが、持ち運びが大変でした そしてピンク地の下はやっぱりちょっと透けてました・・・。ネタバレが・・・。 実は本番中、大家さん役の志村さんがアイロンをかけてくださっていたそうです・・・! 打ち上げで明かされた衝撃の事実。ホントすみません。ありがとうございました! お次は笹岡さんが被っていたほうの赤じゅばん。 演出上、完全に裏が見える!と思って、一番丁寧に縫いました。というかじゅばん3着目だったので一番キレイに仕上がってます。 でもこの写真からは絶望感しか漂ってきませんね・・・。 まだ裁断と袖しかできてない。 たぶん夜中に携帯で撮ったのですが、「どんだけできてねーのwww」という自虐だったのだと思います。 ちなみにはじめてのじゅばんのつくりかたー ①参考資料を集める ・『ゴスロリ』所載の「かんたん2部式ゆかた」 ・ネットで「かんたん和裁講座」的な素敵サイトを探す ・自分の晴れ着についてきた襦袢 そんなようなものを参考にして寸法を出します。 どーだ!この適当さ! ②生地を調達する 日暮里の「トマト」にいつもお世話になってます。 素人にも入りやすい店構えが最高。 ただしお盆休み1週間。6時閉店。早い時間に行ければ快適です! ③裁断 ①で出した寸法に合わせて布を切ります。 てろんとした布なので&私が下手なので真っ直ぐ切れません。 しかし気にせずどんどこ切ります。 縫ったあとアイロンすれば結構大丈夫なはず・・・です。 ④縫製 ①で参考にした資料のうち、縫い方の順序を見ながら縫っていきます。 順序通りにするとストレスなく作業が進みます! ちなみに我が家にはロックミシンがないので、縫い代の処理はジグザグ縫い・折り伏せ縫い・袋縫い等です。今回、ジグザグ縫いは織り糸がぼさぼさになるのでできるだけ避けました。 ⑤アイロン アイロンは基本的に「一箇所縫ったらかける」です。大変ですが・・・。 縫い目を引っ張り、アイロンで縫い目を押さえて、波打ってしまうところをなんとかします。 ⑥仕上げ 全体にアイロンしたり、えりをつけたりして仕上げます。 ほとんど真っ直ぐ縫えばいいんでしょ?と思っていたら、 まっすぐの距離がはんぱなく長いので時間がかかりました。 ミシンで使う200m巻きの糸が、不安になるほどのペースで減っていくという・・・。途中で糸なくなるかと思いました。あ、帯紐も作ったからか。 本当はこれを手縫いでやるとか、マジ信じられない。さらに裏地をつけるとか、もう意味わからん! 結論:仕立て屋さんマジすごい。 PR
ブログの更新頻度がひどいので、せめて何か役に立つものを書こうと思い「衣装講座」的なものをはじめてみることにしました。
といっても、洋裁とかをここで指南するのは果てしなさすぎます。(そもそも指南できる腕前ではない) そこで、比較的カンタンな衣装の加工などについて書きたいと思います! ※私の経験に基づく方法なので、参考程度にしておいてくださいね~。 第一回 布を染める 【道具】 はい。布を染めます。 全体的に染めたり、絵や文字を書くことができます。 この服をどうしても赤くしたいんだ!とか、どうしてもこの柄をつけたい!とか、どーしてもこだわりたい時に有効です。 「どーしても」というのは、まあそれなりに時間のかかる方法だからです。 時間に余裕を持って作業しましょう!失敗することもあるよ! ではまず染料のお話から。 布を染めるための製品は手芸店に行くとたくさんあります。 ここで紹介しているもののほか、サインペンタイプのものや布用のスタンプ台など、ちょっと使うのに便利なものも。 価格はペンタイプで100円台から、下の写真に載っているものは400~500円前後です。 写真左:「Rit」綿・麻布用染料。中身は粉状。お湯に溶かして60度~90度に20分くらい漬けて染める。 写真中:「ベストフィックス」。「Rit」などで染めた色の定着剤。(使わなくても大丈夫な場合もあります) 写真右:「ダイロン カラーファン」布用絵の具。描いたあと高温アイロンで定着させる。 布を染めるとき、熱処理が必要なことが多いです。 特に絵の具系は、「アイロンをかける前ならきれいに洗い流せます」という感じなので、染めたい布はアイロンに耐えられる素材かどうかをチェックしておく必要ありです! ワイシャツや、普通のTシャツくらいなら問題ありません。 では、最初はお手軽な絵の具タイプから。 中身はポスターカラーのような感じです。 筆を使って描いたりできます! これはアクリル筆をハサミで切りそろえたものです。型紙を使ってステンシルするときに使います。 もとは普通に絵筆として使っていたのですが、適当に保管していたら穂先がへにょへにょになってしまったので流用しました。※ステンシル専用の筆も市販されてます。 細かい箇所に便利です。切りすぎると使いづらいので注意。 次回につづく! |
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都内で活動する劇団・石神井童貞少年團の制作をしています。担当は受付・劇団ウェブサイト管理。
どうでもいいナツの日常から劇場までの道案内まで、いろいろ書いてます。定期更新じゃなくて本当にごめんなさい。 |